自律神経
自律神経失調症の原因は一つではありません
自律神経とは体温や血圧の調節、呼吸、消化、代謝などをコントロールしており、生命の維持を行っています。
この自律神経には、交換神経と副交感神経の2つがあります。
交換神経
交換神経は緊張している時、危険を感じた時、興奮した時に働く神経であり、
・心拍数や血圧を下げる。
・呼吸数を増やす。
・血管を収縮する。
・胃腸の働きを抑制する。
などの働きがあります。
副交感神経
副交感神経は逆にリラックスしている時や寝ている時などに働き、
・心拍数や血圧を下げる。
・呼吸数を減らす。
・血管を拡張する。
・胃腸の働きは活発になる。
などの働きがあります。
私達の健康は、この交換神経と副交感神経がバランスよく働いていることが大切になります。
現代では生活環境や過度のストレスなどから、交感神経が活発になり、自律神経のバランスが乱れ、うつ病や自律神経失調症の症状として、頭痛や吐き気、めまい、身体がだるい、無気力、イライラ、不安、肩こりや首の張り、喉の違和感といった症状に悩まされるケースが多くみられます。
この自律神経のバランスを戻すには「食事」「睡眠」「運動」「ストレスコントロール」など、様々な分野からのアプローチが必要であり、経過を見ながらのアドバイスが必須となります。
当院では、
・生活習慣の改善
・各分野への専門的なアドバイス
・骨格調整
・運動療法
を行うことで対応しております。
2024年度からは「水素ガス吸入療法」を取り入れることで、更なる成果を上げております。
自律神経へのアプローチは決して簡単なことではありません。
急激な変化は期待できませんが、諦めず、粘り強いアプローチを患者さんと共に行っています。
お悩みの場合は、
是非一度、ご相談ください。