Blog記事一覧 > 8月, 2022|大阪府豊中市蛍池中町 もみの木蛍池整体院の記事一覧
暑い夏、外出に限らず最も気を付けたいことは熱中症や脱水症状ではないでしょうか。
この熱中症による頭痛に悩まされる人も多いかもしれませんが、きちんとした知識を持ってその後を対処すれば、
脱水症による頭痛に悩まされることもなくなります。
今回は、その対処法についてご説明していきたいと思います。
まず、脱水症はなぜ起こるのか?というところを見ていきましょう!
脱水症になってしまう原因とは?
脱水症は身体の水分が抜けている状態と思われがちですが、実際には3つの脱水状態があります。
脱水症状のわかりやすい目安は尿の色で判断がつきます。
尿に色がちょっとついているかな?というときは脱水が進んでいるといるかもしれません。
それ以外にも、口の中で舌と口の中を触れさせた時に、
少しでもまとわりつく感覚があったり、口臭が気になる場合は脱水のサインともいえます。
このような状態を少しでも感じる前に、
水とミネラル塩をあらかじめ摂取しておくことが必要です。
ミネラル塩はナトリウム成分だけの塩ではなく、雪塩や、ぬちまーすといった商品で知られるものです。
汗の量の感覚として、しっかり発汗している感覚があるのなら、水分を自分が思っているよりも多くとるとよいでしょう。
喉が渇いていないのにそんなに水は飲めないよ・・・という方は、ミネラル塩をなめるのをおすすめします。
ミネラル塩を舐めることで喉が渇いた感覚になり、水分を欲することにつながります。
脱水症後の頭痛を取るためにできること
あらかじめ予防線を張ったとしても、体調や脱水症の持続状態次第では、頭痛に繋がってしまうことがあります。
ここで1番に対策したいのが「熱を脳から取り除くこと」です。
脳は身体の中でも重要な臓器で主にタンパク質からできていますが、実はこのタンパク質は卵と同じ素材なのをご存知でしょうか。
生卵を温めて1度ゆで卵にすると、2度と生卵に戻らない性質がありますが、
脳も1度温められてしまうと、その脳へのダメージは消すことが出来ません。
そこで、脱水症状を感じたり頭痛を感じた時点で速やかに対処することで(頭に対して氷水を当てるなど)
こもっている熱を取り除くことができます。
この際に気を付けてほしいのが、保冷剤を使わないことです。
保冷材は主に高分子給水ポリマーといったような素材が使われているために、
水分の性質が変わり、冷やされた際、密度の高い水分のため、マイナス熱エネルギーとなります。
本来水が溶ける際は、周りの熱を奪いながら解けますが、
保冷材はマイナスに冷やされたエネルギーを接している面に与えてしまい
ゆるやかに身体の中の熱を移動させることが難しくなってしまいます。
保冷剤と氷水では、同じように冷たさを感じても、
身体の中から抜けていく熱エネルギーが全く変わるために気をつけなければならないポイントです。
頭痛がした際、氷水は水枕や氷嚢などに入れて、頭から首の後ろを氷が融けるまで冷やして熱を取っていきますが、
身体の状態によっては、数回繰り返すことが望ましいです。
1回で終わりにせず、本来の身体の感覚に近くなるまでは、日をまたいでも冷やし続けることが大切!
氷水を使った冷却の場合、繰り返して冷やしても凍傷になるようなことや、具合が悪くなりすぎることはありません。
このようにして脱水に対する対策と頭の熱抜きをしていけば通所頭痛症状も落ち着いてきますが、
それでも残るほどの重度の頭痛であれば、早い段階で専門家に診てもらうことが先決です。
頭痛外来などの専門院で診てもらったうえでそれでも頭痛が残っていたり、
それほど脱水症状ではないのにも関わらず頭痛が残る場合は、
身体のゆがみが原因になっている可能性もありますので、お気軽にご相談ください。
もみの木蛍池整体院
院長 小谷 満
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